インストールから設定まで苦戦

PE1650は中古品で説明とか付属CDとか一切無し。かなりしんどかった。


BIOSでRAID1+ホットスペアの設定にして、OS Install modeを設定する。これに気付かずに長時間ハマってた・・。

OS Install modeを有効にしないとGrubLiloもインストールできない。
RAID以外のボリュームにはインストールできるんだけども、それじゃー故障するHDDによっては起動できない。
ぐぐると出てくるのはWindows用の管理ソフトばかり。
かなり色々見て回った。やっぱりマニュアルは必要だわ。。
http://support2.jp.dell.com/docs/SOFTWARE/smarrman/marb34/ja/ch9_perc.htm
一番下の表も知っとかないとしんどい。


で、CDを入れてDebianをインストール。
真面目に構成を考えた方がいいかなと思いつつ、取り敢えず初めはHDD2台の最大容量をそのままRAIDに設定しておいた。
その後にホットスペアのメニューが下にちらっと表示されるので設定。
ちゃんと設定されたのか不安が残る表示だが取り敢えずインストール。


何の問題もなくインストールできた。Sargeで良かった。


HDDを抜いてホットスペアが作動するか確認。

array0,array1 → RAID1
array2 → hotspare

この状態でarray0を抜くんだけど、電源つけたまま抜いていいか分からなかったので一応切ってから抜いた。
んで起動したら何やらメッセージが。キーを押して取り敢えずDebianを起動してみる。
普通に起動できる。


管理ツールも何もないので、RAIDがどうなってるかを再起動してBIOSで確認。

array1,array2がRAID1になってて、修復が何%とか出ていた。
100%になったらまたBIOSからhotspare用のarray0を設定。
今度もちゃんと動いてるみたいだった。



そんでですね。
いちいち再起動してBIOSで設定するわけにもいかないので、ツールを探す。
でもWindowsRedHat用しか出てこない。


長いこと検索してやっと
http://lists.us.dell.com/pipermail/linux-poweredge/2005-July/021971.html
http://www.uta.fi/~pauli.borodulin/dellomsa/omsa44.html
この辺を見つける。
初めから英語サイトだけに絞って検索すれば良かったね・・。

これは書いてある通りにすればインストールできる。
カーネルコンパイルは必要だけれど、それはapt-getでソースをとってくればいい。
前にカーネルデバッガを入れる関係でカーネルコンパイルをやたらやったのでこの辺はスムーズに。
そのままだとドライバを読み込めないので再起動して新しいカーネルで立ち上げる。


そして入れたはいいけど今度は使い方が分からない。

http://support2.jp.dell.com/docs/software/smitasst/7.0/ja/ug/index.htm
http://support2.jp.dell.com/docs/software/svradmin/2.2/ja/cli/index.htm

この辺を見てやっと理解する。


まず /etc/default/dellomsa の OMSAD_ENABLEDをyesにする。
そんで
/etc/init.d/dellomsa-daemons restart
yesに設定したデーモンが複数立ち上がる。

コマンドを試すには

. /opt/dell/srvadmin/config.sh

と先にやっておくと良さそう。


ここまで来てやっとRAIDの構成を起動しながら変更できるようになったよ。
1日で出来てよかったというところか・・。
omdiagコマンドが使えなかったりWebから管理できなかったりとまだまだな気もするけれど取り敢えず一段落。。