バーチャルドメイン管理

たまにはサーバの話を。
楽をしようという発想からプログラムは作る、という話は色々言われている。


今のバイト先に雇われた初めの理由は、バーチャルドメイン管理ツールを買ったものの使える人間が居ないから、ということだった。
Linuxを触った人が居ないからこれは当然のことだと思うが、インストールを完了しても使うことすら面倒くさいことは多いと思う。


初めはそのツールを使ったりWebminなんかでやろうと思っていたが、やっぱり面倒くさい。
だから自分で作ることにしたのだが、そこでちゃっちゃと作るためにPHPを使うことになった。


そのおかげで、それまではバーチャルドメインの追加に数分から数十分かかっていたところが2秒で出来るようになった。


やることは1つ。
Webからドメイン名とパスワードを入れて送信ボタンを押す。
面倒くささを最大限に取り払った。


中で動く処理は、DNSサーバ・Webサーバ・メールサーバの設定、Linuxシステムユーザの追加、それとC言語のミニサーバを組み合わせて2ndサーバの設定が行われる。




ただこれを一般化しようとすると難しい。
ある特定の動作が決まっているからこそ初心者(その頃は本当に初心者の中の初心者)でも作れたということになる。


Ethnaの記事の「自分フレームワーク」という言葉を見てそんなことを思い出した。


人には自分のレベルというものがあるが、すべてのレベルにまたがったモノは出来ないんだろうか。